AFの精度と速度は、正直イマイチです。これは認めます。Sony α7Vと比べると、物足りなさは明らか。動き回る子どもを追うのはしんどい。ピントが迷うことも、よくあります。

それでも、毎日カバンに入れています。その理由を書いていきますね。

AFはどれくらい甘いのか

X Halfで子どもを撮ろうとすると、ピントが合う前に子どもが動いてしまいます。特に近い距離や、暗くて明暗の差が小さい場面で迷いやすい印象です。

瞳を認識してピントが合った音も聞こえているのに、開いてみたらボケボケ。そういう時だってあります。

あとで買ったα7Vの被写体認識AFを体感していると、もどかしさを感じる場面がちょこちょこあります。連写ができないのも、子ども撮りでは地味に痛いところです。

それでも毎日持ち歩く理由

どこにでも持っていけるサイズと重さ 🎒

約190gで、手のひらに収まるくらいのボディです。

α7Vはどうしても「今日は持っていくぞ」という気持ちが必要になります。その点X Halfはジャケットのポケットにも入るので、気づいたらカバンに入っている感じです。

カメラがそこにあるというだけで、撮れる写真の数がずいぶん変わる。地味だけど、これが一番大きい気がしています。

色はFujifilmが強い。ETERNAとクラシッククロームが好み

Fujifilmの色って独特ですよね。ETERNAの映画っぽい質感とか、クラシッククロームの渋い感じとか、同じ場所を撮ってもα7Vとはまったく違う絵が出てきます。撮って出しでそのままSNSに上げたくなる色が出るのは、Fujifilmならでは。ここは最高です。

そうそう、Peak Designのストラップとの相性がいいんです

僕はPeak DesignのAnchorsをカメラに付けています。X Halfは小さくて軽いので、Leashストラップとの組み合わせがすごく気持ちいいです。

さっと外してポケットに入れて、またさっと付けられる。この動作のスムーズさって、地味ですけど毎日使っていると結構大事です。

created by Rinker
ピークデザイン(Peak Design)

Bluetooth転送でスマホにすぐ送れるのが、地味にありがたい

撮ってすぐスマホに送れます。そのままInstagramに上げたり、祖父母にLINEや「みてね」で共有したり。

α7Vだと一度PCを通すことが多いので、この手軽さは普段使いで光ります。子どもの写真をすぐ送れるのは、実用面でもうれしいところです。

作例紹介(3枚)

以下の写真は onFrame でフレーム加工しています。撮影データも一緒に表示できる無料のサービスで、僕とClaudeで作りました。よかったら使ってみてください。

created by Rinker
富士フイルム(FUJIFILM)

α7Vとどう使い分けている?

・室内での子ども撮影 → α7V、X Half
・お出かけ・公園 → α7V、X Half
・毎日の散歩・街スナップ → X Half
・カフェ・建築・風景 → X Half、α7V
・とにかく軽く持ち出したいとき → X Half

この使い分けについては、もう少し詳しく次の記事で書こうと思っています。

結論、買ってよかったか

AFが弱いのは事実です。そこは否定しません。ただ、カメラの性能だけが「いい写真が撮れるかどうか」を決めるわけじゃないなと、X Halfを使い続けて思うようになりました。

持っていかなければ、何も撮れません。

子どもとの何気ない散歩、ふらっと入ったカフェの空気、車窓から見えた景色。そういう「ついで」の写真が、あとから見返したとき一番好きな一枚だったりするんですよね。190gのボディがカバンにある安心感は、α7Vには出せないものだと思っています。

結論、僕にとっては買ってよかった一台です。ただしAFの精度を最優先するなら、素直にα7Vをすすめます。動きの速い被写体より、日常のスナップを軽く残したい人向け。そこは分けて考えています。

created by Rinker
富士フイルム(FUJIFILM)

α7Vのレビューはこちら → Sony α7V レビュー|子どもを撮り続けて気づいたこと

撮影・執筆:かず
写真フレーム加工:onFrame(Frame the moment.)

読んでくださったあなたへ

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。この記事の小さな気づきが、あなたの一日のどこかでふっと役に立てばうれしいです。よければ、また気軽にのぞきに来てください。感想やシェアをもらえると、次を書く励みになります。