家族の写真をどこに置くか。子どもが生まれてから、ずっと考えている。

我が家は「家族アルバム みてね」を使っている。娘が生まれた2022年9月からなので、そろそろ4年になる。その間に息子が生まれて、子どもは2人になった。

写真アプリの記事は「入れてみた」で終わることが多い。この記事はその先を書く。4年使って、家族構成が変わって、それでも続けているのはなぜか。あと、書きながら調べ直して分かった料金の話も書いておく。

最初にひとつ断っておくと、無料プランから有料プランに切り替えた正確な時期を、僕は思い出せない。しばらく無料で使ってから課金した、というのは確かなのだけれど、それが何年何月だったかまでは記録が残っていなかった。少なくとも1年以上は払い続けている、という書き方にとどめておく。

子どもが2人になって、写真は確実に増えた

娘だけだったころと今で、いちばん変わったのは写真の量だ。

2人で写っている写真、娘だけの写真、息子だけの写真。撮る対象が単純に2倍になったわけではなく、組み合わせが増えた分だけ枚数が伸びていく感覚に近い。

みてねは容量無制限で写真を預けられる。無料プランでもここは変わらない。子どもが増えても「そろそろ容量が」と気にせずに済むのは、ありがたかった。

祖父母への共有が、いちばん使っている機能

我が家は実家も義実家も、遠方というほどではない。ただ、毎週会うわけでもない。この「頻繁ではないけれど、近くはある」という距離感が、みてねと相性が良かった。

一度アップロードすれば、両家に同時に届く。それぞれにLINEで送り分ける手間がなくなった。

たまにコメントが付く。「歩くの上手になったね」くらいの短い一言だけれど、それがあるだけで、写真を撮って送る意味が変わってくる。撮って終わりではなく、届いた実感が返ってくる。

4年続いているのは、この往復があるからだと思う。

有料にして良かったのは「1年前の今日」だった

有料プランで使える機能はいくつかあるけれど、いちばん触れているのは「1年前の今日」だ。

去年の同じ日に何をしていたかが表示される。娘がまだ歩けなかったころの動画が急に出てくると、平日の昼間でも手が止まる。子どもの変化は毎日見ていると分からないけれど、1年前と並べると一目で分かる。

4年分たまってくると、この機能の重みが変わってくる。写真を「見返すもの」に変えてくれたのが、これだった。

動画が1本10分までアップロードできるようになるのも、実際の使い勝手に関わっている。無料プランは2分までなので、少し長めのお遊戯や、おしゃべりしている様子を丸ごと残すには足りない場面があった。

有料プランは3種類ある

ここは自分でも把握しきれていなかったので、確認して整理した。2026年9月時点で、有料プランは3つある。

プラン 月額 主な内容
プレミアムOne 300円 個人向け。1秒動画などは使えるが、長い動画のアップロードやPCからの投稿はできない
プレミアムFamily 590円 動画は1本10分まで。PCからの投稿、公開範囲の設定など。我が家はこれ
プレミアムFamily Pro 1,090円 上記に加えてフルHD画質(1920×1080)、一括ダウンロード、コメント検索など

年払いにすると、プレミアムFamilyが年5,900円、Proが年10,900円になる。

300円のOneがあることは、正直この記事を書くまで意識していなかった。 「590円はちょっと」と感じる人にとっては、現実的な入口になると思う。ただし動画の長さ制限は無料版と同じ扱いになるので、動画を残したい人はFamily以上が必要になる。

支払い方法によって、月額が50円変わる

もうひとつ、調べていて分かったことがある。同じプランでも、支払い方法によって金額が違う。

支払い方法 プレミアムFamily 月額 年額
App Store / Google Play(アプリ内課金) 590円 5,900円
みてねに直接クレジットカード登録(Web決済) 540円 5,400円

月50円、年間で600円の差になる。金額としては大きくない。ただ、同じサービスを同じ機能で使っているのに差が出るなら、どちらで払っているかは知っておきたい。

スマホのアプリから流れで登録すると、たいていはアプリ内課金になる。僕自身、どちらで払っているか記憶になかったので、この記事を書きながら確認した。

結果はApp Store経由の月590円だった。何年も使っていて、自分が高いほうを払っていることに今日まで気づいていなかった。

同じ人がいるかもしれないので、確認手順を書いておく。1分で終わる。

  • iPhone:設定アプリ → 一番上の自分の名前 → サブスクリプション。ここに「みてね」があればApp Store経由(590円)
  • Android:Google Playアプリ → 右上のアイコン → お支払いと定期購入 → 定期購入
  • どちらにも無い場合:みてねアプリ内の「プランを管理する」から確認する。Web決済(540円)の可能性が高い

料金や機能は変わることがあるので、契約前にはみてね公式のプラン紹介ページで最新の情報を確認してほしい。この記事の数字も2026年9月時点のものだ。

安いほうに切り替えるか、迷って結局そのままにした

年600円の差なら切り替えればいい。最初はそう思った。ただ、調べていくうちに考えが変わった。

切り替えるなら、知っておいたほうがいいことがいくつかある。

  • App Store側の契約は自動では止まらない。 Web決済で新しく契約しても、旧契約は自分で解約する必要がある。忘れると両方払い続けることになる
  • アプリを削除しても解約にはならない。 設定アプリのサブスクリプション画面から明示的に解約する必要がある
  • サブスクリプション一覧に表示されなくなる。 iPhoneの設定画面でまとめて管理できなくなるので、契約状況は自分で把握することになる
  • カード情報の預け先が変わる。 App Store経由ならAppleが持っているが、Web決済ではみてねに直接登録することになる
  • 更新日の直前だと、払った期間が無駄になる可能性がある

僕の場合、更新日は毎月7日だった。順序とタイミングを間違えると、600円を浮かせるつもりが逆に払うことになる。

考えた結果、今のところApp Storeのままにしている。年600円の差より、契約状況が一覧で見えることと、解約したくなったときに同じ画面で完結することのほうが、自分には価値があると思ったからだ。

ここは人によって答えが変わる。サブスクの数が少なくて管理に困っていない人なら、Web決済を選ぶ判断も十分あると思う。

Proにはしていない。その理由

我が家はプレミアムFamilyのままにしている。理由は単純で、上げた分の機能を使う場面が思いつかなかったからだ。

  • 動画は主にスマホと祖父母のスマホで見るので、画質の差が気にならない
  • 一括ダウンロードをしたい場面が、この4年で一度もなかった
  • 写真の原本はiPhoneとiCloud側に残してあるので、みてねを保管庫として使っていない

ここは家庭によって答えが変わると思う。テレビの大画面で見る習慣があるなら、画質の差は意味を持つはずだ。

無料プランで足りる人もいる

正確を期すために書いておくと、有料にしなくていいケースもある。

  • 共有する相手が1〜2人だけ:LINEで送るほうが早い場面もある
  • 長い動画を撮らない:無料の2分で足りるなら、そこは差にならない
  • 見返す習慣がない:「1年前の今日」が刺さらないなら、有料の価値の大半が消える

みてね自体は無料でも容量無制限で使える。まず無料で始めて、動画の2分制限にぶつかったタイミングで考えるのが、いちばん失敗が少ないと思う。我が家も、しばらくは無料で使っていた。

4年使って、今どう思っているか

娘が生まれてから4年。その間に息子が生まれ、写真は増え、料金も上がった。それでも解約していない。

理由は、写真アプリとしてよくできているからというより、祖父母との連絡手段の一部になってしまったからという表現のほうが近い。写真をアップすると、たまにコメントが返ってくる。それが日常に組み込まれている。

撮って終わりにしないための仕組みとして、月590円は今のところ払い続けている。50円安い選択肢があると分かった上で、それでもこのままにしている。