わが家の玄関は、LIXILの電気錠「FamiLock(ファミロック)」だ。スマホをBluetoothで認証して、施錠・解錠している。

そのFamiLockで、僕にとって待望のApple Watch対応が来た。 専用アプリを入れて、Apple Watchで玄関のカギを開け閉めできることを確認した。あわせて、ドア本体のプログラムもv2.5からv3.6に上げた。

先に、要点だけ

  • Apple Watch用の専用アプリ「My Entrance for Watch」で、カギの開け閉めができる。 2026年10月から
  • 対応はwatchOS 11以降。 僕のSeries 7(GPS)でも使えている
  • 毎回アプリを開いてボタンを押す方式。 近づくだけでは開かない
  • 使うにはドア本体の更新が必要。 v2.5以前のドアは、v3.6に上げる
  • 2026年9月30日、スマホアプリも更新された。 更新内容は「セキュリティの更新」と「ドア本体プログラムv3.6へのアップデート」
  • ドア本体のプログラムが更新されるのは約1年ぶり。 前回はv2.5(2025年9月25日)

※内容は2026年10月2日時点でLIXILの電気錠サポートサイトに載っていたもの。

Apple Watchで開け閉めできるようになるまでの流れ

先に全体の流れを書いておく。ポイントは、Apple Watchで開け閉めするには、ドア本体(電気錠)のアップデートが必須ということだ。

  1. スマホの「My Entrance」アプリをアップデートする(iOS版はV1.3.5以上、Android版はV1.3.4以上)
  2. アプリから、電気錠のアップデートができるようになる
  3. 電気錠をアップデートする(僕の場合はv2.5→v3.6)
  4. Apple Watchに専用アプリ「My Entrance for Watch」を入れる
  5. Apple Watchをカギとして電気錠に登録する
  6. Apple Watchから、カギの開け閉めができる

App Storeの更新説明にも「既にお使いの方も、本アプリから電気錠のファームウェアをアップデートして頂くことでご利用いただけます」と書かれている。

App Storeの「My Entrance」バージョン1.3.5の更新説明。Apple Watchアプリ「My Entrance for Watch」に対応したと書かれている

Apple Watchで、カギの開け閉めができるようになった

今回、僕がいちばん嬉しかったのはここだ。Apple Watchのアプリストアで「My Entrance for Watch」を入れた。

Apple Watchで「My Entrance for Watch」を入手する画面

対応しているApple Watch

公式の対応OSはwatchOS 11以降だ。動作確認済みの機種として、Series 11、Series 10、SE(第3世代)、SE(第2世代)が挙がっている。

僕のApple WatchはSeries 7(GPS)で、この一覧には入っていない。それでも登録でき、カギの開け閉めもできている。公式には「動作確認機種以外でも使える場合があるが、一部の機能が動かない場合がある」と書かれているので、一覧にない機種は自己責任で試すことになる。

なお、Apple Watch以外のスマートウォッチやタブレットには対応していない。

使い方は「アプリを開いて、ボタンを押す」

使い方はシンプルだ。

  1. ドアの近くで、Apple Watchのアプリを開く
  2. 「カギをあける」または「カギをしめる」を押す
Apple Watchの「My Entrance for Watch」で自宅玄関のカギを開ける画面

開けるのも閉めるのも、どちらもできる。 ただし、近づくだけで開いたり、Apple Watchをドアのリーダーにかざしたりして開けることはできない。毎回アプリを開いてボタンを押す必要がある。

速さは、ドアと接続できてしまえばスマホと同じくらいだ。ただ、接続するまではスマホより時間がかかる印象がある。Apple Watchの世代によって違うのかもしれない。

登録のしかた

Apple Watchは、スマホとは別に、1台の「カギ」として電気錠に登録する。

登録は、まずドアを開けて、ドアの側面(戸先)にあるカバーを外す。中の登録ボタンを長押しして登録モードにしたら、ドアの近くでApple Watch側の「登録」を押す流れだ。手順はLIXILの公式ページに画像付きでまとまっている。

知っておくと安心な点もまとめておく。

  • 登録できるのは、1台のドアにつきApple Watch 5台まで。 スマホ・リモコン・Apple Watchなどを合わせて合計10台まで
  • Apple Watchをなくしたときは、スマホのアプリから登録を無効化できる

ドア本体の更新が必要

Apple Watchを使うには、ドア本体のプログラムの更新が必要だ。 公式のサポートページには「ドア側制御プログラムV2.6、iOS版アプリV1.3.5、Android版アプリV1.3.4以上が対象」と書かれている。

公開されているドア本体のバージョンは、v2.5の次がv3.6だ。つまりv2.5以前のドアは、v3.6に上げないとApple Watchが使えないことになる。僕もv2.5からv3.6に上げてから登録した。

Apple Watchがアプリに表示されないときは、まずスマホアプリとドア本体のバージョンを確かめるといい。

近所のコンビニなら、スマホを置いていけそうだ

これまでは、玄関を開けるためにスマホを持ち歩く必要があった。Apple Watchで開けられるなら、近くのコンビニくらいなら、スマホすら持たずに出かけられそうだ。 これが地味に嬉しい。

ただし、Apple Watchの電池が切れたり、うまく接続できなかったりすると、家に入れなくなる。Apple Watchだけで出かけるなら、念のため物理キーも持っておくと安心だと思う。

実際にApple Watchだけで出かけてみたら、追記する。

ドア本体を、v2.5からv3.6にアップデートした

まず、今のバージョンを確かめる

自分のドアが何のバージョンかは、アプリで確認できる。ドアの通信できる範囲で「≡メニュー」→「電気錠の設定」→「アップデート」と進むと、現在のバージョンが表示される。僕のドアはv2.5だった。

更新は、アプリの画面どおりに進めるだけ

スマホアプリを最新にすると、ドア側のプログラム(ファームウェア)の更新を求められる。あとはアプリの画面どおりに進めるだけだった。

LIXILのアプリ「My Entrance」で電気錠のファームウェアをアップデートしている画面。現在のバージョンは2.5

気をつける点は、アプリにも書かれている。

  • 更新が終わるまで、スマホを電気錠から1m以内に置いておく
  • 所要時間の目安は5〜10分
  • 更新中はアプリから施錠・解錠できない。 カギや室内側のつまみを使った手動の施錠・解錠はできる

家族が出入りしない時間帯にやっておくと安心だと思う。

電気錠のファームウェアのアップデートが完了した画面

対応しているスマホのOS

アプリの更新にあわせて、サポート対象のスマホのOSも変わっている。公式のお知らせでは次のとおりだ。

  • Android:12.0〜17.0
  • iOS:18.0〜26.0

この範囲より古いOSでも、インストール済みのアプリは当面使えるとのこと。ただし予告なく使えなくなる可能性もあるそうなので、OSを更新できる人は更新しておくといい。

参考にしたページ

撮影・執筆:かず


読んでくださったあなたへ

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

この記事の小さな気づきが、あなたの一日のどこかでふっと役に立てばうれしいです。

よければ、また気軽にのぞきに来てください。

感想やシェアをもらえると、次を書く励みになります。